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チャンピオンチワワの歴史

チワワのドッグショー!世界は大きく別けてイギリス系とアメリカ系の2つが世界の2大主流と言われています。どちらの賞歴が上?とか、価値がある?とかは甲乙つけがたいと思います。なぜなら同じチワワと言えども、イギリス系・アメリカ系と顔や構成など様々な面でタイプが異なるからです。後は、好みのタイプの問題だと思います。でも、この2つが世界のトップクラスのステージには違いないでしょう。

アメリカのドッグショーと言えば、ウエストミンスター展【全犬種展】がもっとも規模が大きく、日本でも広く知られています。このドッグショーは、各犬種の全米ランキングで上位犬に招待状が届き、参加することが出来るそうです。チワワの参加頭数は、20頭前後と限られた頭数の中で、BOB(ベストオブブリード)を決めるらしいです。

一方、全米ナショナルのチワワ展のドッグショーは、誰もが参加できる単独展です。特に、本部「シカゴ」で行われるナショナルでは、全米のチワワのブリーダー達が、自分達の犬舎から選りすぐりのチワワをエントリーしてくるので、犬質のクオリティーも高く、まさに!チワワのキング・オブ・キングス【全米№1】を決める単独展なのです。その参加頭数は約250~350、多い時では400を超えることもあるくらいアメリカで行われるドッグショーの中でチワワの参加頭数が一番多く、最大規模で、最高峰のドッグショーだと言えます。全米のチワワブリーダー達が、この頂点を目指し参加しています。

そして、この展覧会で優秀な成績を収めると、the Chihuahua club of America発刊の「Chihuahua HANDBOOK」(チワワ名鑑みたいな感じ?)の本に刻まれ永久に保存されます。この本には、1935年からのナショナル展の成績や実績、犬の名前・写真・オーナー・ブリーダー・ハンドラー・血統・賞歴などが記されています。まさにアメリカチワワ界チャンピオンの歴史そのものなのです。この本誌から、素晴らしいチワワの実績を一部ご紹介させていただきたいと思います。

RANK
1. OUACHITAH BEAU CHIENE 105匹
2. DARTAN GRAND SLA 54
3. DARTAN STILL ON FIRE 43
4. OUACHITAH KODIAK 42
5. MAR-RICH'N MINA'S RUMOR HAS IT 36
5. OUACHITAH BRAVISIMO 36
6. DARTAN ELFIN MAGIC 35
6. DARTAN PIRATE BLACKBEARD 35
7. BURGUNDY LIL KISS OF MYSTERY 33
8. JO-E'LS DRUMMER BOY 30
9. HALE'S BONANZA LITTELE JOE 27
9. McCORMICK'S PEPE LE BLUE 27
9. OUACHITAH MIRROR IMAGE 27
9. RJR'S REGINALD OF BAYARD 27
10. BLISS HOOSIER BOY NAMED SUE 26
10. DARTAN GO FOR THE GOLD 26
10. DARTAN STRUT YOUR STUFF 26
上位ベスト10 総計635匹

OUACHITAH 犬舎 計210匹にBLISS HOOSIER BOY NAMED SUEは、OUACHITAH BEAU CHIENEの直子なのでそれを入れるとOUACHITAH関係は

OUACHITAH犬舎 計236匹 全体の約37.1%

DARTAN犬舎 計219匹 全体の約34.4%

OUACHITAH + DARTAN 全体の約71.5%


ベスト5までのシェア 計316匹

OUACHITAH犬舎 57.9%

DARTAN犬舎 30.6%

OUACHITAH + DARTAN 全体の約88.5%


10頭中8~9匹は2強のどちらか?という率になります。全米の2強であり、チワワの名門犬舎に間違いないでしょう!

上記のランキングは、「Chihuahua Sires of Twelve or More champions」
簡単に言うと、子だしランキング。同じ父親の血統をもった子犬が、何頭チャンピオンになったかをランキングにしたものです。

アメリカチワワ界の伝説の名犬たち

  • Fresa'S WILLY MARRY ME
    • 1997年~2003年の7年間の間に活躍していた名犬が、牝のスムースコートチワワの「Fresa'S WILLY MARRY ME」です!すでにショーを経験されている方ならご理解していただけるはずですが、牝が牡に勝つこと自体難しいことなのです。
      全米ナショナル・チワワ単独展でAOMアワード入賞も容易ではないのに、BIS【優勝】4回、BOV[スムースNo.1]【優勝】2回、他にも記載しませんでしたが、ウィナーズなども受賞しており、まさにこの犬の絶頂期はタイトルを総ナメにし向かうところ敵なし!そんな勢いのあった、このチワワは全米史上に残る伝説の名犬といえるでしょう!
  • DAVLYN WIND STORM
    • 伝説の「Fresa'S WILLY MARRY ME」の絶頂期の快進撃は、全米アメリカのどの名門犬舎もなかなか止められなかったのですが、1997年秋のシカゴ「本部開催」で行われた全米ナショナル・チワワ展において、この名犬の連覇を阻止しアメリカ史上に残る名勝負に勝利し、BISS【優勝】に輝いた名犬が「DAVLYN WIND STORM」だったのです。当時のアメリカのチワワ界では、伝説の名犬「Fresa'S WILLY MARRY ME」に勝利しBISSに輝いた「DAVLYN WIND STORM」の噂はアメリカチワワ界で沸騰しました。
      この後、名犬「DAVLYN INDSTORM」は、遥か遠いアメリカ大陸から日本のチワワブリーダー、徳川犬舎様に輸入されることになり、当時の日本でも話題になりました。BISS優勝犬が日本に入ること自体が「奇跡」に近いことなのですから・・・この素晴らしい名犬の血統が、2003年全米ナショナル・単独展【AOM】の「AM CH TOKUGAWA JP THUNDER BIRD」や、2009年全米ナショナル・単独展【AOM】の「AM CH TOKUGAWA JP SHOGUN」などに受け継がれています。
  • DARTAN GRAND SLAM
    • 2001年・2007年・2008年に【TOP SIRE】と言う素晴らしい栄誉を3回も受賞しており、Dartanケンネルの代表的なチワワです。また、この血統から素晴らしい名犬が数多く世に輩出されました。安定した子だしの良さは抜群で、全米はもちろんのこと日本でも話題になりかなりの知名度と、ステータスを手にいれました。
      また先に、記述したOUACHITAHケンネルも、血統背景を辿っていくとこのDARTANケンネルの血筋に辿り着くのです。今、全米で活躍するTOPブリーダー達の血統背景にも多く、そして強く影響を与えているといっても過言ではありません。
  • DARTAN STILL ON FIRE
    • 「DARTAN GRAND SLAM」の素晴らしいクオリティーと、遺伝力をより強く継承した代表直子が「DARTAN STILL ON FIRE」1998年全米ナショナル・チワワ単独展[ロングコートWINNERS]【WD】、2002年・2003年のTOP SIRE受賞犬と言えるでしょう。DARTANケンネルが「DARTAN GRAND SLAM」をさらに進化させた最高傑作と言えるでしょう。また「DARTAN STILL ON FIRE」の父親「DARTAN GRAND SLAM」が、〔全米の歴代子だしランキング2位〕に対し、自身「DARTAN STILL ON FIRE」は、現在〔全米の歴代子だしランキング3位〕であり、その差はわずかな数なので数年後には、父親と順位が入れ替わる可能性もあると思われます。全米の名門ケンネルであるOUACHITAHケンネルも「DARTAN STILL ON FIRE」を自身のブリードに血を入れて『重要視』しているのが血統書からも伺えます。
  • EMERALD QUALITY STREET
    • 「EMERALD QUALITY STREET」は「DARTAN GRAND SLAM」の孫にあたります。全米ナショナルの単独展で、2002年[ロング・コート]全米ランキング1位、全犬種展BIS 2002年の全米ナショナルの単独展においてBOV [ロング・コート№1]【優勝】に輝いた「EMERALD QUALITY STREET」は引退から長い月日を経て復帰し、2009年の全米ナショナルのチワワ単独展で、年齢10歳という高齢にも関わらず、AOMアワードに入賞、2010年秋のシカゴで開催された全米ナショナルのチワワ単独展に再び参戦し、11歳にしてBOV [ロング・コート№,1]【優勝】に輝きアメリカ全土を驚かせました。EMERALDケンネルの管理・育成の技量はもちろんのこと、「EMERALD QUALITY STREET」の健全さと素晴らしい構成、しっかりとした骨量などの犬質のクオリティーの高さだからこそ!できた偉業だと思います。また、これはアメリカ史上に残る1つの伝説として語り継がれていくことになるでしょう!
  • DAZZLES BAD TAD FOR BEAR PAW
    • 「DAZZLES BAD TAD FOR BEAR PAW」は、 [スムース・コート]全米ランキング1位、全犬種展BIS 2004年の全米ナショナル・チワワ単独展BOV [スムース・コート№1]【優勝】、2005年の全米ナショナル・チワワ単独展BOV [スムース・コート№,1]【優勝】と2年連覇した名犬です。「DAZZLES BAD TAD FOR BEAR PAW」も、「DARTAN GRAND SLAM」の血を引く素晴らしい名犬などの多数名犬が誕生しているのです。
  • OUACHITAH TOUCH THE GOLD
    • 2007年全米ランキング6位、2010 CCA Fall National Specialtyの全米チワワ単独展で、BOS[雄のロングコート全米No.1]を受賞しました。また、その他にトイ・グループでのTop Sires にランキングやアメリカのナショナル・チワワ単独展で、Select Dog&Award of Meritなどを多数受賞しています。
      「OUACHITAH TOUCH THE GOLD」も「DARTAN STILL ON FIRE」の直子であり、「DARTAN GRAND SLAM」の孫になります。
  • Ch. Galaways Dark Eyes
    • 「Ch. Galaways Dark Eyes」は、2009 CCA F NationalE Specialtyの全米チワワ単独展で、BOV[スムースコートの№1]【優勝】に輝きました!この2009年度の、アメリカのチワワランキング3位にランキングされました。また、アメリカの全犬種展のドッグショーで、BIS[全犬種の№1]【優勝】など多数を受賞しています。母系の父が「DARTAN STILL ON FIRE」なので、この「Ch. Galaways Dark Eyes」は孫になります。
  • MAR‐RICH'N MINA'S RUMOR HAS IT
    • 2000年度のアメリカのチワワランキング1位、1999年と2000年 CCA Fall National Specialtyの全米チワワ単独展で2年連続、BOV[全米のロングコートのNo.1]【優勝】を受賞し、2連覇をはたしました。アメリカのTOP Siresランキングの歴代5位に君臨しており、この「MAR‐RICH'N MINA'S RUMOR HAS IT」から、沢山のアメリカチャンピオンが誕生しています。この犬は、全米はもちろんのこと、日本のチワワブリーダーの間でも広く知られており、知名度・ステータス・クオリティーとも高く素晴らしい名犬です。

これらの他にも広いアメリカには、素晴らしいチワワ・ブリーダーは沢山いて紹介しきれませんが、アメリカのトップブリーダと言われている一部をハンドブックから引用させて頂きました。これらの素晴らしいチワワを目標に…私達は日々勉強と努力をしていきたいと考えています。いつの日か…CCA National Specialty (全米チワワ単独展)で活躍できるショードッグの誕生を夢見て!

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大阪・兵庫・徳島チワワブリーダー(FUJIKO.JP)は、アメリカやイギリス系のチャンピオン血統を持つ基礎犬でチワワのみを専門に、ブリーディングを行っています。


血統の優秀なラインブリードから、イギリス系×アメリカ系などのアウトブリードまで様々な取り組みをおこなっております。


顔・構成バランス・健全性・性格・歩様・血統・スタンダードなどに!こだわりを持ち、愛情120%で1匹1匹育てています。


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